宮城県北東部の中央に標高236mの箟岳山(ののだけさん)があります。この北側の麓で工事が始まりました。この山の南西側麓に日本で最初に発見された金の産地があります。奈良時代東大寺大仏建立中の西暦749年、この地方を納めていた陸奥国守がこの地で産出した黄金13kgを聖武天皇に献上したという記録が残っています。

こののち平城京に運ばれ、実に約151kgもの黄金によって東大寺大仏が完成したそうです。歌人大伴家持は「すめろぎの 御世栄えんと 東なる みちのく山に 黄金花咲く」と和歌を詠み、黄金産出を祝福しました。
