（１）安全衛生管理体制の確立と強化

・安全衛生管理計画書の作成
・作業所への安全パトロールの実施

（２）リスクアセスメントの推進

・着工準備会などで対策検討、確認、情報共有
・KYK（危険予知活動）によるリスクの見積りと対策の決定

（３）安全衛生教育の計画的実施

・雇入れ時、作業変更時の安全衛生教育
・職長教育の実施
・技能講習、特別教育への派遣
・KYT（危険予知訓練）講習会への派遣

（４）作業所における安全衛生活動の強化

・安全施工サイクルの実施
・KYK（危険予知活動）の実施
・作業手順書の作成と安全遵守
・打合せ、会合等への積極的参加

（５）健康診断の完全実施

・雇入時健康診断の実施
・定期健康診断の実施

（１）笠原工業株式会社ぼたん会 総会

毎年4月に協力会総会を実施し、前年度の活動や決算の報告、今年度の活動計画審議、スローガンの発表などを行います。

（２）笠原工業株式会社ぼたん会　安全祈願祭

毎年4月の総会開催と併せて郡山市の安積国造神社［あさかくにつこじんじゃ］において安全祈願祭を実施し、1年間の無事故・無災害を祈念します。

（３）笠原工業株式会社ぼたん会　安全巡視

年1回、当社および協力会社の安全パトロール員による現場巡視会を実施しています。進行中の主要現場の作業状況を視察・点検し、指摘事項とその是正について確認を行います。

（４）笠原工業株式会社ぼたん会　安全衛生大会

毎年7月に当社職員および協力会社代表者が一堂に会し、安全巡視の結果報告や安全衛生に関して模範となる現場担当者や協力会社への表彰などを行います。また、時事に応じたテーマで資料を作成し、講習会を実施します。これを通じて課題と対策について認識を共有し、更なる安全衛生活動への意識向上を図っています。

（１）安全衛生教育

①救急時のAED使用に関する講習会
2023年度の笠原工業(株)ぼたん会安全衛生大会においては、須賀川消防本部より講師の方をお招きして「建設現場における出火防止と火災時の対応」「救急時の対応」などについてのご講演をいただきました。
このうち「AEDの使用方法」については実演を交えて救命処置の手順とポイントをご指導いただき、出席者もトレーニング用のマネキンとデモ機を使って実技の疑似体験を行いました。

②職場におけるハラスメント防止への取り組み
2019年5月、改正労働施策総合推進法（通称：パワハラ防止法）が成立し、大企業では2020年6月から、中小企業では2022年4月から全面施行となり、職場のパワハラ防止のために管理雇用上必要な措置を講じることが義務化されました。当社ではまず「ハラスメントとは何か」を正しく理解するため、2022年度の笠原工業(株)ぼたん会安全衛生大会にて厚生労働省の資料を活用し、予防と解決のポイントを周知しました。

（２）社内店社安全パトロール

笠原工業(株)工建事業本部では安全衛生担当による安全パトロールを通年実施しています。安全パトロールでは社内規定のチェック項目に従って現場の点検を行ない、報告書作成のうえ随時社内グループウェアにて周知・回覧し、現場の安全衛生環境の改善・向上に努めています。

（３）安全衛生メールマガジン

日常的に積極的な安全衛生活動を推進するため、労働安全衛生に関する最新情報や知識・事例などを安全衛生担当よりメールマガジンとして毎月2回、社内グループウェアで配信しています。健康維持・体調管理のポイントや、用具の使い方に関する正誤・要点、作業中に起こりうる事故・人的災害の具体例などを紹介し、安全衛生への意識啓発・知識向上に取り組んでいます。

（４）安全運転強化・交通事故根絶

改正道路交通法施行規則（2022年4月1日施行）により、規定に該当する事業所では「安全運転管理者の選任」ならびに「安全運転管理者による運転者の酒気帯びの有無（アルコールチェック）確認」が義務付けられました。笠原工業(株)工建事業本部では運転者となる全職員に１人1台アルコール検知器を支給のうえ運転前後のアルコールチェックをルール化し、業務による車の運転状況を社内グループウェアで記録・管理しています。

（５）心身とも健康で衛生的な生活の確保

・新型コロナウィルス感染症予防の徹底…適切なマスク着用、手指の消毒、日々の体温計測
・定期健康診断とストレスチェックの実施…生活習慣病、メンタルヘルス対策
・計画的な休養と休日の取得…ワークライフバランスの実現

目標：年間無事故無災害０達成
2022年 上期：1,589日継続（出面×時間に換算すると　22,640時間）